9月から始まった、茶道・華道の講座も最終回を迎えました。
茶道の講座では、掛け軸を見て、花の説明を聞き、花屏風に花を入れました。その後、自分達で入れた花屏風を眺めながら、自分の点てたお茶と和菓子をいただきました。
生徒達は、初回に比べるとお茶をいただく姿勢も良くなり、お茶碗を眺める余裕も出てきました。
茶道を通じて、礼儀・作法・文化を学ぶことができ、生活が豊かになったようだとの感想もあり、とても貴重な体験をしたようです。
華道の講座では、花の「命」を意識しながら生けました。
今回の花材は、ガーベラ、スイートピー、エリンジューム、サンゴミズキ、ゴットでした。
サンゴミズキは冬になると枝が赤くなる植物です。冬とクリスマスを感じさせる花材でした。
花の「顔」をよく観察することや風が通っているように空間を作ることなど、今までの講座で学んだ生けるポイントを意識しながら真剣に生けていました。
迷っている生徒には、先生が声を掛けながらアドバイスしてくださいます。
生け終わると、先生からお手直しを受けます。生けた作品の良さを生かしつつ、よりきれいに花が見えるように、生ける位置や高さについてアドバイスを受けていました。
花を生けることは、単に草花の知識が身につくだけでなく、観察力や決断力、想像力など様々な力が養われます。
今回の華道の講座で身についた力を是非これからの学校生活で活かしていってほしい。と講座の最後に先生からお話しいただきました。
本年度、最後のオープンスクールが開催されました。
多くの中学生ならびに保護者の皆様にご参加いただきましたこと、心より感謝申し上げます。本校の魅力を知っていただくと同時に、受験の不安や疑問を解決していただけましたでしょうか。
まず、琴部の演奏、ダンス同好会の軽快なダンスによる心を込めた生徒たちのウェルカムイベントで皆様をお迎えしました。初めてオープンスクールに参加された方は、リラックスした気持ちになっていただけたのではないでしょうか。
〈ダンス同好会によるウェルカムイベント〉
オリエンテーションでは、開催にあたり学校長より本校の長い歴史と、まだまだ進化し続ける美萩野女子高等学校について話があり、職員による各科を見学していただくための基本的な情報についての説明が行われました。
〈オリエンテーション 普通科・商業科・看護科の特色についての説明〉
そして、希望する学科に分かれて受験合格のためのノウハウと受験への心構えについて話がありました。看護科では、今年入学した1年生と、実習を終了したばかりの3年生による、学校生活と実習を乗り越えるための秘訣が、先輩達の生の声として参加者に伝えられました。中学生の質問にも的確な回答ができたのではないかと思います。
〈各学科の紹介 普通科〉
〈生徒トークLIVE 看護科〉
その後、運動部・文化部の見学会が行われ、興味のある部を見学していただきました。
〈校内部活動見学 ダンス同好会〉
〈🐴馬術部🐴〉
〈🥁太鼓部練習風景🥁〉
〈♬͡琴部練習風景♬〉
〈🌺華道部練習風景🌺〉
〈🍵茶道部練習風景🍵〉
本校の部活動はその他、バレー部・バスケ部・ソフト部・水泳部・軽音部・吹奏楽部など多くの部があり、県大会・全国大会出場の常連となっている部もあります。入学後は是非どこかの部に入部して、私たちと一緒に高校生活を楽しみましょう。お待ちしています!
土曜講座も3回目となりました。
今回の茶道講座のテーマは、「茶花を楽しむ」でした。
まず、花入や薄板について学びました。
薄板は、花入を畳敷の床に置く場合に、花入の下に敷く板のことで「矢筈板」(やはずいた)、「蛤端」(はまぐりば)、「丸香台」(まるこうだい)の三種があることを知りました。
いよいよ、花台から花を奇数本選び、花の姿を整えて、花入に入れます。
ダンギク、シュウメイギク、ムラサキシキブ、ムクゲ、フジバカマ、フウセンカズラ、アメリカセンダンソウなど・・・。
秋の草花を入れ、花屏風を作りました。和室でゆっくりと花を観賞し、豊かな時間を過ごしました。
一方、華道講座の今回のテーマは「いけばなの心を意識しながら生ける」でした。
まずは、「いけばなの心」について学びました。
「いけばなの心」とは、
①生きている命に共感する心
②季節を感じる心
③見えないものを感じる心
④おもてなしの心
の四つの心のことで、花を生けることで、その技術だけでなく豊かな心も養うことができるそうです。
今回は、この「いけばなの心」を意識しながら花を生けました。
花材は、ヒモケイトウ、ガーベラ、スプレーカーネーション、つげでした。花材を見た後に生ける花器を選び生けはじめます。生ける時の表情はみな真剣です。友人の生け花を見て参考にしてみたり、少し遠くから眺めてみたりしながら、生けていました。
皆が生け終わった後は、教室の後ろから全員の作品を鑑賞する時間も設けました。「この花の生け方がとても良い」、「作品のバランスが素敵」などの感想を言い合うことができ、次回に向けたアイデアも浮かんだようです。今回もとても充実した時間となりました。
10月1日(土)第2回土曜講座(華道・茶道)を実施しました。
茶道の今回のテーマは「軸や花の見方の作法について」でした。
和室での障子の開け方、閉め方、畳の歩き方などを学び、その後、軸の見方の作法を教えて頂きました。
茶道には、お道具をはじめ軸や花、茶碗など様々な楽しみ方があるという新しい発見がありました。
華道では、ケイトウ、ニューサイラン、ひまわり、花ナス、そりだこ、ホンコンカポックを使って「秋の花を活ける」というテーマでした。
花の顔の向き、花の主役と脇役、空間の作り方などを学び、花の良さを最大限に表現するために、花と向き合った2時間はとても有意義な時間でした。
次回が楽しみです。
6/11,12に熊本県立菊池農業高等学校馬術競技場で行われ第56回全日本高等学校馬術競技大会九州地区予選会 第33回全日本高等学校馬術選手権大会九州地区予選会に本校馬術部が出場しました。
出場した生徒は、秋武美咲さん(3年 城山中出身)、寺﨑 幸音さん(2年 苅田中出身)、新 紀帆さん(2年 柏原中出身)です。
結果は、団体戦は健闘むなしく惜敗しましたが、
この馬術競技は男女関係なく、同じ条件で試合をおこなう人馬一体となる競技スポーツです。強豪ひしめく中で激戦を勝ち抜くことができたのは、本人の努力はもちろんですが日頃の皆様の応援があってこその結果です。
全国大会は、8/9~10に北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われます。
それまでに今回の課題点を修正し、決勝に残れるように頑張りたいと思います。
引き続き応援をよろしくお願いします。
こんにちは。看護科1年生です。今、基礎看護の授業で体位変換、車椅子、ストレッチャー移動の演習に取り組んでいます。自力で動くことのできない患者さんにとって、看護師の行う体位変換はとても重要になります。ただ体位を変えるだけではなく、床ずれや関節が硬くなるのを予防するために適切な安楽枕を選択し、関節に程よく当てて角度を保つことが患者さんにとって楽な体位となります。
〈ベッド上で食事をする場合の体位を調整している様子〉
車椅子で移動する際には、自立度に合わせることが患者さんの残された機能の維持と社会復帰に繋がるので、手を出しすぎないことが大切です。
〈麻痺のある患者さんの車椅子への移乗の様子〉
ストレッチャー移動では、スピードに気をつけたり壁にぶつからないよう方向転換をする中で、声掛けをしながら患者さんの容態にも目を向けることが必要です。
〈検査終了後の患者さんを病室へ移送している様子〉
実際に患者役を体験すると「もっとこうしてほしいな」とか、「今心地よいな」などの気付きがあり、次に自分が看護師役となって実践するときに参考になります。患者役ではすべてを看護師役にまかせているので細やかで優しい声掛けや手の温かさを通して安心します。実際の患者さんは入院生活や病気に対して不安になっていると思うので、今はまだ声掛けに自信もなく手の使い方もぎこちない私達ですが、経験したことを振り返り、失敗は成功のもと!と自分を励ましながら取り組んでいます。次回は初めて白衣に袖を通しての演習になります。より気持ちを引き締めて取り組もうと思っています。
美萩野女子高等学校では、風紀委員や生徒会を中心に朝のあいさつ運動を行っています。
「いつでも、どこでも、誰にでも」気持ちの良い挨拶ができるよう、生徒たちが率先して挨拶をしています!
あいさつ運動と同時に携帯電話の使い方やマナーアップに対しても声掛けを行っています。みなさんが楽しく充実した学校生活を送ることができるよう、これからも継続的に活動を行っていきます!
こんにちは。看護科1年生です。私たちは、GW明けに行われる、ベッドメーキングの実技試験に向けて頑張っていますので、報告します。実技は繰り返し、何度も練習することで身につくそうです。先生方のご指導のもと合格を目指しています。
〈20ベッドある実習室での練習の様子〉
初めてのベッドのコーナーはしわくちゃで崩れやすい状態でしたが、今ではこの通り!しっかりとした三角コーナーが作れるようになりました。そのため、今日はボディメカニクスを使い、体に負担のかからない練習へとレベルアップしています。ベッドメーキングは2人で行うので、相手と気持ちを合わせて、声掛けしながらチームワークも大切に取り組んでいます。
〈完成した整然としたベッド〉
〈崩れにくい三角コーナーの出来上がり〉
もう合格する気満々です。次のベッド上での体位変換や、車いす・ストレッチャー移送の演習も楽しみです!!🐗🐗🐗🐗
令和2年3月13日
保護者各位
美萩野女子高等学校
校長 松本 祐子
新型コロナウイルス感染症対策における臨時休業中の過ごし方について
早春の候、保護者の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症について、ご家庭でも休業中の感染予防についてご協力をお願いしているところですが、国内外の感染者数はいまだ増加しており、今後も注意が必要です。
つきましては、臨時休業中の感染予防および心のケアについて、以下のことにご注意いただきますようお願いいたします。
記
1 臨時休業中の外出について
(1) 症状が軽くても、風邪の症状がみられる場合は外出を控える。(のどの痛みだけ、咳だけ、発熱だけなど)
(2) 規模の大きさに関わらず、風通しが悪い空間で他人と至近距離で会話する場所やイベントには行かない。
2 心のケアについて
(1) 新型コロナウイルス感染症に起因するいじめや偏見、ストレスなど、心の面で心配なことがある場合、 以下のような窓口に早めに相談する。
文部科学省 24 時 間 子 供 SOS ダイヤル (0120-0-78310)
法 務 省 子 供 の 人 権 110 番 (0120-007-110)
18歳までの子どもの電話 チャイルドライン(0120-99-7777)
(2) その他、ご心配なことがあれば学校へご相談ください。
2月13日の5・6限に、1年生普通科・商業科を対象に進路ガイダンスを行いました。前回11月に行われた職業ガイダンスに引き続き、アドバンスクリエイトさんにお越しいただきました。テーマは「職業理解」です。職業の分野ごとに教室が分かれ、希望する分野の説明をそれぞれ聞きました。写真は、各分野の講座の様子です。
どの分野のお話しも興味深く、生徒たちは熱心に聞いていました。進路を考えるうえで重要な「職業」に対する理解が深まったことだと思います。この講座で新たに学んだことをを大切にしていってほしいです。