本校は、明治41年(1908年)に、私立勝山女学館として開校し、今年で創立114周年を迎えます。今日まで積み重ねられた歴史と伝統は揺るぎないものがあり、校訓「感謝 素直 奉仕」のもと、学業を修めた卒業生は37,000人に及びます。北九州はもとより日本、世界各地の様々な分野で重要な役割を担い、社会をリードしています。現在、世の中は情報化やグローバル化が進展し、予測困難な時代と言われています。私たち一人ひとりに、その多様性を生かし、質的な豊かさを備えた個人として、持続可能な社会の成長につながる新たな価値の創造者としての期待が寄せられています。本校では、長年に亘る歴史と伝統を礎として、新しい時代に求められる資質・能力、「美しい明日(未来)を創る力」を身につけるため、積極的な教育活動に取り組んでいます。それが「美学~私らしい美しい明日のつくりかた。私らしく学ぶ。美萩野女子で学ぶ。~」です。3学科「普通科進学コース、商業科、看護科・看護専攻科」とも独自性にあふれた多種多様なキャリアデザインプログラムを整えており、多くの仲間とともに「自分らしく輝き、社会で活躍することのできる人間力」を身につけることができます。そして、一人ひとりの夢の実現に向けて、職員一同全力でお手伝いさせていただきます。令和5年の春、たくさんの輝く笑顔に出会えることを楽しみにしております。
美萩野女子高等学校 校長
池田 美佐子