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看護科1年生 基礎看護技術 ~体位変換 車椅子 ストレッチャー移送~
こんにちは。看護科1年生です。今、基礎看護の授業で体位変換、車椅子、ストレッチャー移動の演習に取り組んでいます。自力で動くことのできない患者さんにとって、看護師の行う体位変換はとても重要になります。ただ体位を変えるだけではなく、床ずれや関節が硬くなるのを予防するために適切な安楽枕を選択し、関節に程よく当てて角度を保つことが患者さんにとって楽な体位となります。
〈ベッド上で食事をする場合の体位を調整している様子〉
車椅子で移動する際には、自立度に合わせることが患者さんの残された機能の維持と社会復帰に繋がるので、手を出しすぎないことが大切です。
〈麻痺のある患者さんの車椅子への移乗の様子〉
ストレッチャー移動では、スピードに気をつけたり壁にぶつからないよう方向転換をする中で、声掛けをしながら患者さんの容態にも目を向けることが必要です。
〈検査終了後の患者さんを病室へ移送している様子〉
実際に患者役を体験すると「もっとこうしてほしいな」とか、「今心地よいな」などの気付きがあり、次に自分が看護師役となって実践するときに参考になります。患者役ではすべてを看護師役にまかせているので細やかで優しい声掛けや手の温かさを通して安心します。実際の患者さんは入院生活や病気に対して不安になっていると思うので、今はまだ声掛けに自信もなく手の使い方もぎこちない私達ですが、経験したことを振り返り、失敗は成功のもと!と自分を励ましながら取り組んでいます。次回は初めて白衣に袖を通しての演習になります。より気持ちを引き締めて取り組もうと思っています。