学校法人三萩野学園 三萩野女子高等学校

先生紹介

自分の将来像を描き、心豊かで充実した3年間を!

普通科主任

小畠 匡貴先生

(理科)

元気で心やさしくて団結力のある生徒たちです

大学卒業後、一般企業で6年間働いて、教員になりました。採用されたのが女子高と知った時は、正直言って「どうしよう」と思いましたが、不安はすぐに払拭されました。「元気があって明るくて、本当に心やさしい生徒が多いな」、これが美萩野女子高校の第一印象です。みんなフランクに話しかけてきてくれたので、馴染むまでに時間はかかりませんでした。それに、何をするにもみんなで協力しようという思いが強いですね。男子がいない分、まとまりやすいのかもしれませんが、団結力の強さは美萩野女子高校らしさの一つだと思います。

自己肯定感を積み重ねてなりたい自分を目指せるように

高校の3年間は、将来を決めると言っても過言ではないほど大切な時間です。将来像を自分の中で決めていくことによって、勉強に対する思いも強くなっていきます。そこで、授業ではまず1年次に、将来の夢や希望、自分がどうなりたいかを意識づけるようにしています。将来像が決まれば、そのために何が必要か、具体的に見えてくるからです。例えば大学や専門学校に行きたいなら、「これだけの学力がいるから、もっと勉強しなければ」というふうに、勉強のやる気スイッチが入るような指導を心掛けています。
ただ、モチベーションを維持するのは難しいので、「やればできる」という自己肯定感を積み重ねていくことが大事です。自信やもっと学びたいという意欲にもつながっていくように、基礎力診断テストやGTZ(学習到達ゾーン)スコアなども活用して、学力が上がっていくのを実感できるようにしています。

自己表現の場が多くリーダーシップも醸成できます

生徒たちは、社会に出れば否応なしに人と関わっていかなければなりません。化学と同様、人間関係は目に見えているものだけが全てではないし、いろいろな価値観や考え方を持った人がいます。また、化学反応と同じように、人間関係に変化があれば、そこには何かしらの原因があるはずです。社会人となった時に豊かな人間関係を構築できるよう、授業と結びつけながら、そういう話もしていきます。
また、女子高ですから、生徒会長も女性、部活動の部長も女性で、自然とリーダーシップが醸成できます。自分らしさを素直に表現したり、自分の強みを発揮したりする場が多いのは、女子高の良さだと思います。これからの時代、女性に求められる力を高校3年間で身に付ければ、社会に出てもきっと役に立つはずです。

生徒との信頼関係を進路指導にも生かしています

いい意味で生徒と教員の距離が近いのも、美萩野女子高校らしさの一つです。生徒は勉強のことはもちろん、人間関係のことなどもよく相談してくれます。生徒の日頃の行動に加えて、内面や特性なども見えてきますから、進路の相談を受けた時に、「こんなことが好きなんじゃないの?」「こういう進路が合っているかもしれないよ」と、アドバイスすることができます。普段から生徒と良い関係が築けているからこそ、適切な進路指導もできるのです。
生徒たちには、卒業する時、「この学校で本当に良かった」と思ってもらいたいですね。そのために、私たち教員も気を引き締めて、生徒一人ひとりと本気で向き合っています。