身近なテーマで興味を引きながら、共に成長できる3年間に
普通科
山田 結佳先生
(地歴公民)
苦手な科目にも興味が持てるように、楽しい授業を。
指導方針は、「授業を楽しく!」です。共感できるような身近なテーマを取り上げて、まず興味を持ってもらい、そこから内容に入っていくようにしています。
実は地理と公民の科目は、どこかでつながっているところがあります。例えば、政治経済でウクライナが出てきたら、「ウクライナの場所はここ」と知るのは地理です。身近な教養を幅広く身に付けることができるのが、社会科ではないでしょうか。
ただ、社会情勢はどんどん変わっていきます。それが社会科の大変なところだといわれていますが、逆にそれがおもしろいところでもあると思います。新しい発見がありますからね。
パワーポイントやExcel、スマホのアプリなども活用。
最近は便利なものが増えているので、授業でも活用するようにしています。目で見て分かるようにパワーポイントを使った資料の作成や、国土地理院の地図が見られるネットのサイトやスマホのアプリもあるので、実際に見てみながら紹介するなど、いろいろ工夫しています。
また、地理の演習でパソコンのExcelを使って雨温図(気温と降水量のグラフ)を作成したり、公共の演習では自分がどんな大人になりたいかを考えさせたりという新しい試みも始めました。そこで、「パソコンを使うのが上手だね」とか、「あなたの将来の夢は、こういう仕事に就くことなんだね」とか、生徒の普段見えない一面が見えてくることもあります。
高校3年間は、人生の中でも大きく成長できる期間です。3年間しかないからこそ、少人数の女子高ならではの良さを生かしながら、一緒に成長できたらと思います。