学校法人三萩野学園 三萩野女子高等学校

先生紹介

夢に向かって一歩踏み出そう!

商業科

河野 絵梨奈先生

(家庭科・情報)

優しい気持ちを行動に移せる、自慢の生徒たちです。

 大学卒業後、美萩野女子の教師となり9年目になりました。これまでに受け持った生徒たちは、みんな優しくて思いやりがあります。
以前、看護科の担任をしていた時のことです。2年生になると、本格的な病院実習に臨む直前に〈戴帽式〉という重要な儀式があります。この式に出るためには、〈戴帽テスト〉に合格しなければなりません。「なんとかクラスみんなで、一緒に式に出たい」との思いから、全員が協力して勉強を教え合う姿は、見ていて心が温かくなりました。努力が実り、全員が式に出席できたのは、みんなにとって良い思い出です。
 また、今年卒業したばかりの生徒にはこんなエピソードがあります。ある先生が重い荷物を持っていた時に、「手伝いましょうか?」と声を掛けたというのです。「3年経つとこんなに心も成長するのね」と、その先生から話を聞いた時には、とてもうれしく思いました。相手が友達でも先生でも、優しい気持ちで行動できるのは、美萩野女子のいいところです。

多くの人と関わりながら、希望の進路に進めるように。

 高校では、将来の進路についても考えます。目標がまだ定まっていない時は、頭の中でグルグル考えても、明確な目標は見つかりません。まずは、調べること行動することが大切なので、職業についての情報を伝えたり、オープンスクールを案内したりと、ヒントを投げかけるようにしています。その上で、性格や適性を踏まえ、本人の希望する将来に向けた具体的な進路を一緒に考えます。
 3年生になると面接の練習が始まります。企業の面接担当者には、いろいろなタイプの人がいるので、「たくさんの先生に練習してもらいなさい」と生徒たちには言っています。自分の進路のために必要なことなので、先生へのお願いには自主的に行くように伝えています。それは、自立した人になってほしいとの願いからです。人と関わることは、この先の人生でも大切なことです。
美萩野女子には、生徒のやりたいことを手助けしてくれる仲間や先生がいます。ぜひ、ここで一緒に頑張りましょう。