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普通科進学コース3年生が茶道に取り組みました。
こんにちは!
2月4日(月)に、普通科進学コース3年生が特別活動の一環として、茶道に取り組みました。
茶道といえば「千利休」の名前が一番に浮かぶと思いますが、実際に茶道の経験があるという方は決して多くはありません。そんな中、本校では生徒が茶道を体験できる機会を作り、その体験を通して礼儀・作法・文化を学び、落ち着いた心を育む活動を行っています。
まず初めに、茶道に関する基本的な事柄を学びました。千利休についてはもちろん、お茶の心が込められているという「和敬清寂」の標語についてや、茶道の基本である「おもてなしの心」を体現した「利休七則」という言葉について教えて頂きました。
次はお辞儀の仕方を学びます。最初はぎこちない動きの生徒たちでしたが、回数を重ねていくと、先生の掛け声に合わせて綺麗なお辞儀ができるようになりました。
そしていよいよ、実際にお菓子とお茶をいただきます。
お菓子をお懐紙に取る動き一つをとっても、お皿に添える手や黒文字の扱い方など、決まりごとが沢山ありました。生徒たちは戸惑いながらも、丁寧に教えてくださる先生方の声に耳を傾けながら、一生懸命に取り組んでいました。
甘いお茶菓子とほのかに苦いお茶の味わいを、生徒たちなりに楽しんだようです。
今回生徒たちが飲んだお茶は、クラスメイトたちが点てました。
生徒たちは、美味しいお茶をクラスメイトに飲んでもらいたい、おもてなしの心で、お茶を点てました。
心を込めて点てたお茶は、先生方からお褒めの言葉をいただくほどの出来栄えでした。
艶々と綺麗に泡立ち、とても美味しそうですね。
また、茶道部の生徒たちによる実演も行われました。
教室で見せる姿とは一味違う、茶道部員らしい凛とした佇まいでした。
このクラスのメンバーでお茶を共に味わうのは最初で最後です。
今日経験した一期一会の茶道体験が、高校生活の思い出の一つとなるよう願っています。
そして、今後の人生において、今日の経験と学びが役立ちますように。
最後に、お忙しいところ、ご指導いただきました裏千家の先生方、誠にありがとうございました。
次回は、商業科3年生が取り組みます。