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第3回土曜講座(茶道・華道)
土曜講座も3回目となりました。
今回の茶道講座のテーマは、「茶花を楽しむ」でした。
まず、花入や薄板について学びました。
薄板は、花入を畳敷の床に置く場合に、花入の下に敷く板のことで「矢筈板」(やはずいた)、「蛤端」(はまぐりば)、「丸香台」(まるこうだい)の三種があることを知りました。
いよいよ、花台から花を奇数本選び、花の姿を整えて、花入に入れます。
ダンギク、シュウメイギク、ムラサキシキブ、ムクゲ、フジバカマ、フウセンカズラ、アメリカセンダンソウなど・・・。
秋の草花を入れ、花屏風を作りました。和室でゆっくりと花を観賞し、豊かな時間を過ごしました。
一方、華道講座の今回のテーマは「いけばなの心を意識しながら生ける」でした。
まずは、「いけばなの心」について学びました。
「いけばなの心」とは、
①生きている命に共感する心
②季節を感じる心
③見えないものを感じる心
④おもてなしの心
の四つの心のことで、花を生けることで、その技術だけでなく豊かな心も養うことができるそうです。
今回は、この「いけばなの心」を意識しながら花を生けました。
花材は、ヒモケイトウ、ガーベラ、スプレーカーネーション、つげでした。花材を見た後に生ける花器を選び生けはじめます。生ける時の表情はみな真剣です。友人の生け花を見て参考にしてみたり、少し遠くから眺めてみたりしながら、生けていました。
皆が生け終わった後は、教室の後ろから全員の作品を鑑賞する時間も設けました。「この花の生け方がとても良い」、「作品のバランスが素敵」などの感想を言い合うことができ、次回に向けたアイデアも浮かんだようです。今回もとても充実した時間となりました。