吹奏楽部の演奏は、校内だけでなく地域の方や保護者の方などいろいろな方に聴いてもらう機会があります。そういった皆さんに愛されるバンドになれるよう、頑張って活動しています。 　他校に比べて少人数ですが、そのぶん部員同士も仲が良く、明るい雰囲気を大切にしているようです。顧問としても、部員一人一人を丁寧に見られるため、指導が行き届きやすく、吹き方の癖や良さなども把握できます。 　美萩野女子の吹奏楽部の魅力は、部活動の質が高いことです。何よりも充実感を大事にしています。私自身、中高大と10年間フルートを続けてきて、そこで学んだことを指導に生かしているつもりです。例えば、ただ厳しいだけだと、大事な時に音が前に出なかったりします。どこか物足りない音楽になってしまうのです。そうならないように、きついことがあっても、どこかで楽しいと思えるような瞬間を作るように心がけています。 　昨年(令和4年)度の北九州吹奏楽コンクールでは、出場団体の中で一番少ない人数で銀賞をとりました。部員のみんなが頑張ってくれたことはもちろんですが、周りの皆さんが支えてくださったことに感謝しています。 　今後の目標ですが、定期演奏会や地域のコンサートを開催して、多くの方に認めてもらえるような、心に響く演奏をしていきたいと考えています。